中津川の豊かな自然環境を活かし 高品質高級魚の養殖を行っております
獺之沢(おそのさわ)
当社所在地である岐阜県中津川市は、県東南端に位置し、木曽山脈、美濃三河高原に囲まれ、その中を木曽川が流れる自然豊かな地です。そして当地は、その中でも二ツ森山と三界山に抱かれ、付知川の清流に育まれた福岡地区の山あいにあり、古くより「獺之沢(おそのさわ)」と呼ばれる自然豊かな地であります。当社では、獺之沢の豊かな自然を最大限に活用し、安心、安全、高品質な各種養殖魚の生産を行っております。
獺之沢の豊かな自然環境をご紹介いたします
ゲンジボタル
初夏の風物詩として親しまれるゲンジボタル。近年では生息環境の悪化等により生息域が狭まっており、良好な自然環境の証ともいえる指標昆虫の一つでもあります。
当地、獺之沢(おそのさわ)の豊かな清水に育まれたゲンジボタルは、毎年夏の訪れを静かに、そして目にも鮮やかに知らせてくれます。
サギソウ
白鷺が翼を広げた様に似た花を咲かせ、日当たりのよい湿地に生息し山野草として大変人気の高い多年草です。
近年では、行き過ぎた採取や育成環境の悪化等によりその生息域は減少傾向にあり、環境省のレッドリスト、準絶滅危惧の指定を受けており、当県(岐阜県)では絶滅危惧II類に指定されています。
モウセンゴケ
ハッチョウトンボ
ホンモロコ・チョウザメ・ナマズ等の養殖を行っております
獺之沢(おそのさわ)ホンモロコ
ホンモロコとは、コイ科に属する琵琶湖固有種とされる体長6~8cm程の小型の淡水魚で、以前は盛んに漁獲されている魚でしたが、近年では漁獲量が減っており、高級魚として料亭などで用いられております。また、冬場に漁獲される子持ちのホンモロコは特に珍重されます。当地で養殖されたホンモロコを獺之沢ホンモロコと銘打ち出荷しております。なお弊社獺之沢ホンモロコは、国内でも取り扱い自体が希な、体長15cmほどのジャンボサイズまで取りそろえております。
ホンモロコ料理
獺之沢ホンモロコは、獺之沢の豊かな清流に育まれ養殖されており、淡水魚特有の臭みなどがほとんど無く、てんぷら、甘露煮、から揚げ等様々な料理で使用されております。 またその食味には淡水魚にありがちなクセもなく淡泊で、大変美味であることが特徴です。
チョウザメ
チョウザメは、チョウザメ目チョウザメ科の魚で、いわゆる一般的な「サメ」とは全く異なる魚です。このチョウザメとサメとの違いはといえば、腎臓があるかないかということが特徴としてあげられます。チョウザメには腎臓があるため、サメと違い特有のアンモニア臭がありません。
また、チョウザメは古代魚に分類され、推定2億5000万年前からほとんど姿を変えずに生きてきた魚でもあります。
長い鼻、水平に伸びる胸鰭、そして尾鰭が「異尾(上側が下側より長い)」であるところがサメに似ており、体表面にある「硬鱗」の形が「蝶々」に似ているため、「蝶々のような鱗を持った鮫 = 蝶鮫」と呼ばれています。
チョウザメ料理
チョウザメと言えば一般的にはその卵がキャビアとして有名ですが、キャビアのみならずチョウザメの身も、ヨーロッパ王侯貴族においてはロイヤルフィッシュと呼ばれ、大変美味なるその魚肉は高級食材として供され珍重されてきました。またチョウザメの身は脂がのっているのにも関わらず淡白で、また臭みがなく、歯ごたえがよい事が特徴です。
ニホンナマズ/マナマズ
ニホンナマズ(マナマズ)は、ナマズ目ナマズ科に属する魚で河川や湖沼に生息する肉食性の淡水魚です。ナマズは、大きく扁平な頭部と幅広い口、長い口ヒゲが特徴で、基本的に夜行性という事もあり、地震の予兆としてナマズが暴れる等の俗説など以外ではあまりなじみが無いかもしれません。近年では河川の護岸化等により生息数が減少しつつあると言われています。
ナマズ料理
ナマズは高タンパク低カロリーの白身魚で、あらい、刺身、鍋、一夜干し、天ぷら、唐揚げなど様々な料理に用いる事ができます。沼地に生息する事から泥臭いイメージがもたれがちですが、当地で養殖されたナマズは獺之沢の清水を用いていることもあり、その食味には目立ったくせも無く、あっさりとした味わいが特徴です。